「肝機能」のQ&A
8件の質問が見つかりました
湿疹はないのですが、全身がムズムズと痒くなります。
ホルモンバランスが大きく変わる際、神経が過敏になり「異常感覚」として痒みを感じることがあります。また、肝機能への負担が稀に痒みとして現れることもあります。まずは保湿を徹底し、それでも改善しない場合は血液検査で肝機能を確認するとともに、抗ヒスタミン薬の併用やHRTの投与量調整を医師と検討しましょう。症状が改善しない場合には早めに皮膚科の受診をお勧めします。
海外のサプリ「ブラックコホシュ」は、HRTと一緒に飲んでも大丈夫?
ブラックコホシュはエストロゲンに似た働きをするため、HRTと併用するとホルモン作用が過剰になり、不正出血や乳房の張りが強く出る恐れがあります。HRTを受けているのであれば、あえてブラックコホシュを重ねる必要はなく、むしろ肝機能への負担を避けるために併用は控えるべきです。サプリメントを整理し、まずは医薬品であるHRTの効果を見極めましょう。
HRTを始めたら肝機能(ALT・AST)の数値が上がりました。中止が必要?
飲み薬(経口剤)の場合、稀ですが肝臓に負担がかかり数値が上昇することがあります。軽度の不調であれば服用時間の調整や様子見で済みますが、明らかに基準値を超えた場合は、婦人科医師に相談の上、一旦服用を中止することも必要です。肝機能が正常化した後で、肝機能に負担をかけない(肝臓を通らない)パッチやジェルの「経皮吸収剤」に変更しましょう。経皮剤に変えることで、肝機能に問題を与えず、更年期治療を安全に継続できるケースがほとんどです。
更年期になってから「脂肪肝」を指摘されました。お酒は飲みませんが…。
エストロゲン減少により、肝臓に脂肪を溜め込みやすくなる「非アルコール性脂肪肝(NAFLD)」は、更年期女性によく見られる現象です。お酒を飲まなくても、糖質の摂りすぎや代謝低下が原因で肝機能(ALTなど)が上がります。これも更年期の体質変化の一部ですので、HRTでの代謝改善と併せて、食事の質を見直すことが肝臓を守ることにも繋がります。
脂肪肝で肝数値が高いと言われました。パッチなら可能?
はい、可能です。経口剤(飲み薬)は肝臓を通過しますが、パッチやジェルは肝臓を介さずに血管に入るため、肝機能への負担が非常に少なくなっています。肝臓を労わりつつ更年期治療ができます。
胆石がありますが、HRTは悪化させますか?
HRTの飲み薬(経口剤)は胆汁の成分を変え、胆石を悪化させるリスクがわずかにありますが、パッチやジェルであればその心配はほとんどありません。胆石がある方は経皮剤を選びましょう。
桂枝茯苓丸などの漢方薬を飲むことで、肝機能の数値が高くなることはありますか?
はい、漢方薬も「薬」である以上、稀に薬剤性肝障害を引き起こし、血液検査の肝数値(AST/ALT等)が上昇することがあります。 飲み始める前と比較して明らかに数値が上がった場合は、その漢方薬が体質に合っていない可能性が高いです。対策として、数値の異常を認めたら直ちに服用を中止し、医師の診断を受けてください。 多くの場合は中止によって数値は正常に戻りますが、更年期治療を継続したい場合は、肝臓への負担が少ない別の処方や、肝臓を通らないパッチ・ジェル剤への切り替えを検討するのが安全な進め方です。
健康診断で「脂肪肝」と言われました。パッチ(経皮剤)なら肝臓に負担をかけずに治療できますか?
はい、パッチやジェルなどの経皮吸収剤は、飲み薬と異なり肝臓を通過せずに直接血中に入るため、脂肪肝がある方でも極めて安全に使用できます。 むしろ、エストロゲンには脂質の代謝を助ける働きがあるため、HRTを開始することで脂肪肝の改善をサポートできる可能性さえあります。対策として、内科の主治医に「肝臓を介さないパッチやジェルで更年期治療をしたい」と伝え、許可を得てください。 肝臓を労わりつつ更年期の不調を解消し、さらに代謝を上げて脂肪肝を治していくという、前向きな「体質改善プログラム」としてHRTを活用していきましょう。