回答
はい、漢方薬も「薬」である以上、稀に薬剤性肝障害を引き起こし、血液検査の肝数値(AST/ALT等)が上昇することがあります。 飲み始める前と比較して明らかに数値が上がった場合は、その漢方薬が体質に合っていない可能性が高いです。対策として、数値の異常を認めたら直ちに服用を中止し、医師の診断を受けてください。 多くの場合は中止によって数値は正常に戻りますが、更年期治療を継続したい場合は、肝臓への負担が少ない別の処方や、肝臓を通らないパッチ・ジェル剤への切り替えを検討するのが安全な進め方です。
小野 陽子
医学博士、日本産科婦人科学会専門医、心身医療専門医(日本心身医学会認定)、女性ヘルスケア専門医(日本女性医学学会認定)、日本女性心身医学会認定医、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医