回答
退職という重大な決断を下す前に、まずは「医療による介入」と「職場への環境調整」を試してみることをお勧めします。 更年期の不調は適切な治療(HRTや漢方)によって数ヶ月で多くの方が改善し、以前のようなパフォーマンスを取り戻せるケースが非常に多いからです。まずは婦人科で自分に合った治療を見つけ、体調の底上げを図ると同時に、会社には「更年期症状による一時的な体調不良で現在治療中である」旨を伝えましょう。 上長や人事に相談の上、必要に応じて診断書を提出し、一時的な時短勤務やリモートワークへの切り替える対応が可能か確認しましょう。治療によって症状が改善することが多い疾患ですので、一人で抱え込まず、ぜひ医学の力を頼ってください。
小野 陽子
医学博士、日本産科婦人科学会専門医、心身医療専門医(日本心身医学会認定)、女性ヘルスケア専門医(日本女性医学学会認定)、日本女性心身医学会認定医、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医