「倦怠感」のQ&A
5件の質問が見つかりました
体が鉛のように重く、朝起き上がるのが辛いです。
はい、更年期の「倦怠感」は非常に多く見られる症状です。エストロゲン減少による自律神経の乱れに加え、睡眠の質の低下や甲状腺機能の低下が隠れていることもあります。無理に頑張ろうとせず、まずは血液検査で貧血や甲状腺に異常がないか確認した上で、漢方薬やHRTで全体のエネルギーの底上げを図るのが有効な対策です。
パッチを貼り替えた当日だけ、ひどく疲れを感じるのはなぜですか?
貼り替えた直後に血中濃度が急上昇(スパイク)し、それに体が反応して倦怠感や疲れを感じることがあります。また、パッチの粘着剤への軽いアレルギー反応が疲労感として出る場合もあります。ジェル剤や内服薬のように毎日少しずつ投与す塗るタイプに変えることで、血中濃度をより一定に保ち、この特定日の疲れを解消できる場合があります。
貧血検査は正常なのに体がだるいです。「貯蔵鉄(フェリチン)」を測るべき?
ぜひ測定をお勧めします。ヘモグロビン値が正常でも、体内の鉄の貯蔵庫である「フェリチン」が空っぽ(潜在性鉄欠乏)だと、強い倦怠感や動悸、気分の落ち込みが出ることがあります。これは更年期症状と非常によく似ており、見逃されがちです。特に月経不順で出血量が増えている方は、一度フェリチン値を測り、鉄分補給が必要な状態か確認しましょう。
慢性疲労症候群と言われていますが、実は更年期?
非常に見分けがつきにくいですが、40代後半以降であれば更年期が疲労の主原因である可能性は極めて高いです。まずは3ヶ月HRTを試してみて、疲労感が改善するかどうかで判断する「診断的治療」も一つの方法です。
ヘモグロビンは正常なのに「フェリチン」が低いと言われました。何が違う?
ヘモグロビンが「財布の中の現金」だとすれば、フェリチンは「銀行の預金(貯蔵鉄)」です。 財布に現金があっても預金が底をついている状態(潜在性鉄欠乏)では、体は常にエネルギー不足となり、激しい倦怠感、動悸、抜け毛、氷を食べたくなるなどの症状が出ます。対策として、更年期の不調だと思っていただるさが、実はこの鉄不足によるものだったというケースは非常に多いです。 鉄分を多く含む食事を心がけるとともに、医師の判断で鉄剤を服用することで、HRTだけでは取りきれなかった重だるさが劇的に改善することがあります。数値を「基準値内」で安心せず、「自分の最適値」を意識しましょう。