医療相談・治療
子宮筋腫がありますが、HRTで筋腫が大きくなりませんか?
エストロゲンには筋腫を育てる作用があるため、治療中に筋腫がわずかに増大する可能性は否定できませんが、多くの場合は定期的な観察下で継続可能です。 筋腫は女性ホルモンを餌にして成長するため、HRTによって筋腫が大きくなったり、月経のような出血(消退出血)の量が増えたりすることがあります。対策として、HRT開始前に必ず経膣エコー検査で筋腫の数・大きさ・位置を確認し、開始後も3〜6ヶ月ごとに経過を追跡するのが標準的なルールです。 もし急激な増大や激しい出血が見られる場合は、エストロゲンの量を減らすか、黄体ホルモンの種類を変える、あるいは一時的にHRTを中断するなどの柔軟な対応が可能です。閉経に向かって筋腫は自然と退縮していくため、そのプロセスを邪魔しない範囲で症状をコントロールしていくのが上手な付き合い方です。
子宮筋腫経過観察エコー